Diario de Paloma

渋谷のシアターコクーンでコクーン歌舞伎観てきました～～♪
現代劇と歌舞伎のコラボレーション。
斬新な脚本と斬新な演出。すんごい。


ここって可動式だったっけ？桟敷席が出現！


もうね、もうね、大感激！大感動！


素晴らしかったあー！新しいものを作ろうとするパワー、伝統芸の力強さ、歌舞伎の様式美…が相まって見たことのない舞台になっていました。
歌舞伎初心者の人でも分かりやすかったし!


宮藤官九郎の脚本も串田和美さんの演出以外にも裏方さん、楽団、トランペット隊、現代劇の役者さんがひとつになってこの作品が光り輝くんだよなあ。
もちろん超一流の人たちなんだけどそれに胡坐をかかず、たゆまぬ努力をしているその姿勢に心打たれました。

自分も中途半端なことしちゃいかんなあ。と思いました。いやいや、レベル違いすぎですけどね。。



役者ぞろいなんだけどなかでも中村獅童のちょー格好のいいこと！破天荒でパワフルで、ちょっと悪なとこ。今までのイメージががらがらと崩れました。この人はほんとに歌舞伎をやるために生まれてきたんだろうなあ。とっても大好きになりました！あのピンポンで初めて見たときの衝撃を思い出しました。あれって片鱗だったんだ。

勘九郎も普段も真面目そうで好きなんだけど演じているとどんどん凄みが出てきて最後の殺陣はまばたきができないほど。
正真正銘のプリンスだわあ♪

素敵でした～。

そして七之助(女形)の美しいこと!!
華があって何よりも声が通る。どくろ柄の黒いお着物が凄味があって似合ってましたー！兄弟で共演というのも初めて見た～。

三人が揃って見栄をきると大拍手！ハレオかけたかった!
歌舞伎って特別なちからが宿ってるんだなあ。ましてや若い世代。いくらでも動けそうな何処までも突っ走っていけそうなエネルギーはワクワクして歌舞伎の無限の可能性を感じました!!


今日の舞台は練習期間たったの２週間だってえぇぇぇぇ！三時間半たっぷりあるのにも関わらず。立ち回りもド迫力で息もつかせぬ構成で最後は涙がとめどもなく出てきた。大感動です。
今日の舞台観た人はきっと歌舞伎を見に行きたくなる、ほんとに魅力的な舞台でした。こんな素晴らしい伝統芸能のある日本に生まれて良かった!

来世は歌舞伎やりたい。


いや、しっかし体力なきゃ出来ないだろうなあ～。お着物重そうなのに走り、飛び、立ち回り…。台詞も言い！一ヶ月間の公演期間中、マチネもほとんど毎日あり、たいへんだー。



再演してほしいなあ！！(まだやってるけど完売だそうです)

またいきたい！今度はぜったいぜったい桟敷席で～♪(^^)/