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 Diario de Paloma::雨に思うこと。

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雨に思うこと。

今日は久しぶりにまとまった雨が降った気がします。

この雨を見ていて以前皆さんにお話ししたことを思い出しました。
いい機会なので今日は久々にお伝えしようと思います。(^^)




スタジオを持って18年が経ちましたが!(教え始めてからはもう23年になるのかなー)
でも、教えているというより生徒さんを通して色々なことを教わっていると感じます。


日々のレッスンで指導している時、生徒さんの表情や発している気で、どんなに言葉を尽くしてもきっと心に響いていないな、と感じることがままあり、どうやったら伝わるかなーと日々試行錯誤していますが…
結局のところその人がどうしたいのか、何を求めているのかが分からないことにはただこちらの思いをぶつけても意味はないんですね。


でもその人が踊りを続けていて、いつか、いつか私の言っていたことをうっすらと思いだして ああ、先生はこういうことを言いたかったんだろうな。と思い出してくれることがあればそれでいいのですが…
(あ、でもこれはその人が少しでもフラメンコを理解したい、極めていきたい、と大事なことを求めている場合に限りますけどね)




だから、私は上手に踊れている、とか、思うように出来ている。
…まあそうは思っていなくても、言われていることはいつも一緒だからそれはわかっている。
と思う人はこれ以上読んでもあんまり意味のないことだと思いますので読み進めなくても結構です(^^)今日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。














もし、少しでも踊りが上手になりたいとか、もっとフラメンコを知りたいと思うならば、まず言葉ですべてを理解出来るとは思わないでください。

肌で分かろうと努力してみて下さい。

言い訳はとりあえずしなくても大丈夫ですから、とにかく最初は先生の言うこと、やっていることはすべて取ろう。わからなくても真似てみようと無心で頑張ってみて下さい。

出来ないのは当たり前です。新しいことにチャレンジしているのですから。

もう何年もやっていて、それなのに同じこと、同じ所でいつも躓く、いつも注意される。という人は工夫していろいろな可能性を試そうとしていますか?(これは自分流にするということではありません)
最初振りを取った時のイメージだけで、自分で、ここはこれでいいや、と流していませんか?
ちゃんとお手本を見ていますか?
まわりが見えていますか?



心を開いてください。

心を楽にして焦りも自我もすべて捨ててみて下さい。



踊りは感覚的なものが多分にあります。
一緒に踊るうちに感覚で分かってくることはたくさんあります。
数字だけでははかれないものがたくさんあります。

コンパスを自分の中で回して刻んでいくという作業は数えることではなく、身体で感じて呼吸をすることと同じなのです。
ですからコンパスを身体に沁みつかせる(感覚を養う)ためにコンパスをパルマで叩くとか、CDを聞くとか、自分をその中(コンパスの中)に置く努力をしてみて下さい。




目標は高く、でも焦らず出来ることからコツコツと積み重ねて下さい。


これでいいや、と思った時点で成長は止まります。

焦っても出来ることは限られています。そして最悪なのは焦ることで見えなくなってしまうこと。

自問自答してみて下さい。
辛いです、自分と向き合うのは。
でもそこを見ないで進んでいくと必ず躓きます。

あ、それから…踊りを極めようと思ったら楽しいときよりも苦しいときの方が多いです、間違いなく。そしてその先には必ず喜びが待っています。ただ、この喜びは本当にその苦しみをしっかりと受け止めて歯を食いしばって努力した先にしかありませんけどね。でもそれはとても素晴らしいものですよ。

なんだろう?
どうしてだろう?
と疑問が出てきたらそのままにせず、とにかくいろいろ動いて見る。
もういいや、とすぐにあきらめない。


どうもすぐあきらめて(これでいいと安易に思う)目新しいことに走る人をよく見かけます。
でも結局はその軽く見ている基本で躓くのです。

んーもったいない。




ここにあげたことはほんの一部です…てか、いつも同じことを書いている気がする…。

でもそこが一番大切なのです。

そして皆が分かっていないところなんです。そしてこれは説明しにくいことです。




だから踊ってるんだよ――――。と愚痴ってみる。
なので、私の踊るお手本で言わんとすることをしっかりと見て何かを感じてほしいです。
細部を見るだけでなくもっと全体を見るとか、いろんな方法があります。



難しいことは一切言っていません。明日から意識を変えてみる。
一番大切なのは雑念を捨て、集中する。


禅みたいですねー。












で、なんで雨に思うこと?
と不思議に思っている人もいると思いますが…

自分に対して気付きは雨のように降り注いでいるということ。それを傘をさして濡れないようにして歩いているのは自分だということ。

と言いたかったのです。

レッスンではたくさんたくさん耳の痛いことをいつも言っていますが、それは痛くても自分にとって今見直すべきことなんですよー。
それが冷静に考えられて何か実践できればきっと時間はかかっても理解が深まったり、引いては踊りが変わります。
そんな短時間で効果は出ないですが気付いているのと気付かないのとでは雲泥の差があります。

パロマブランカ生以外でフラメンコを学んでいる方も、きっと先生はよーく見ていてくれています。そしてあなたに足りないもの、これが出来たらもっと踊りが素晴らしくなるのにと思ってアドバイスしてくれているはずです。
一番あなたを理解しているのは先生かもしれませんよ。



良いことを言うのは誰でも言えるのです。苦言はなかなか言えるものではありません。





雨に濡れないように傘をさすのではなく一回その傘(心)を閉じて(開いて)その雨(気付き)を浴びて(受け止めて)みて下さい。












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